熊倉功夫 編著 【宮帯茶人ブックレット】
江戸時代中期に石州流の茶の湯を大西閑斎にまなび、その娘婿となりながら、「刀自袂」を著したことで破門され、大口流を開いた大口樵翁。そこには女性にも茶の湯が広がりつつありながら、女性が表舞台に出ることを許されない時代背景があった。
後半には『刀自袂』の現代語訳を掲載し、当時としては画期的であったその茶の思想と人物像に迫る。
【内 容】
大口樵翁と『刀自袂』(熊倉功夫)
現代語訳『刀自袂』(熊倉功夫・中村修也)
熊倉功夫(くまくら いさお)
1943年東京生まれ。東京教育大学文学部卒。同大学院博士課程修了。
筑波大学教授、国立民族学博物館教授を経て、現在、静岡文化芸術大学学長、国立民族学博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。
著書に、『茶の湯の歴史―千利休まで』(朝日新聞社 1990)、『茶人と茶の湯の研究』(思文閣出版 2003)、『井伊直弼の茶の湯』(国書刊行会 2007)、『現代語訳 南方録』(中央公論新社 2009)など多数がある。
中村修也(なかむら しゅうや)
1959年和歌山生まれ。文教大学教育学部教授。専門は日本茶道史・古代史。
主要著書に、『よくわかる伝統文化の歴史④大名と町衆の文化―江戸時代』(監修、淡交社 2007)、『秀吉の智略「北野大茶湯」大検証』(共著、淡交社 2009)、『戦国茶の湯倶楽部』(大修館書店 2013)など。
四六判 本文248頁 口絵カラー8頁 上製
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