徽宗『大観茶論』の研究 (世界茶文化学術研究叢書III)


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熊倉功夫・程啓坤 編

 北宋の徽宗は、政治的には北宋を断絶せしめた皇帝であったが、詩書画など文化面では特筆すべき業績を遺している。
 その著『大観茶論』は、唐陸羽の『茶経』、宋蔡襄の『茶録』などとともに、中国の茶文化に与えた影響は大きい。特に、日本の抹茶法における濃茶の点て方との関係などが論じられている。また、その画は東山御物としても重宝された。

 本書では、『大観茶論』の内容、その影響、宋の茶文化の諸相、さらに徽宗や『大観茶論』と日本との関わりなどについて、日中の精鋭9名が論じ、その歴史的意味について明らかにする。


〔執筆者〕
熊倉 功夫 / 中村 順行 / 程 啓坤 / 沈 冬梅 / 高橋 忠彦 / 中村 羊一郎 / 関 剣平 / 黄 傑 / 陶 徳臣

〔編者〕
熊倉 功夫 / 程 啓坤

<著者プロフィール>
熊倉 功夫 (くまくら いさお)
1943年東京生まれ。東京教育大学文学部卒。同大学院博士課程修了。
筑波大学教授、国立民族学博物館教授、林原美術館館長、静岡文化芸術大学学長を経て、現在ミホミュージアム館長。茶の湯文化学会会長。
著書、編著、校注多数。和食文化、茶の湯文化に関してメディアでの発言も積極的に行っている。

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